1952-12-23 第15回国会 参議院 予算委員会 第18号
○鈴木強平君 裁判管轄権の問題、雇傭の問題は今折衝中であるといたしますならば別といたしましても、現在年末の迫つて政府が代つて何とか措置しなければならない問題が多々起きておるのではないか。例えてみまするならば占領英濠軍が現在占拠しておりまして、将来もこれを占拠しておきたい、それらの観点に立ちまして接収財産の返還なども遷延しておる。四月までは何とか地代などは払つたけれども、四月以降何にも払つていない。
○鈴木強平君 裁判管轄権の問題、雇傭の問題は今折衝中であるといたしますならば別といたしましても、現在年末の迫つて政府が代つて何とか措置しなければならない問題が多々起きておるのではないか。例えてみまするならば占領英濠軍が現在占拠しておりまして、将来もこれを占拠しておきたい、それらの観点に立ちまして接収財産の返還なども遷延しておる。四月までは何とか地代などは払つたけれども、四月以降何にも払つていない。
その辺は順序を迫つて政府の御見解をはつきりして頂きたい。この委員会としてはどうこれに対して態度をとるべきか、言い換えれば司令部その他に対して委員会がこれを表明するかどうか、或いはそのための腹を委員会としてはとらなければならないのであるかどうかと、かように思うのであります。